サイズがコンパクトなキーボードは数あれど、以下の条件を満たすコンパクトな109キーボードは少ない。
- ファンクションキー(F1~F12)が、4つずつ3グループに分かれている
- Insert、Delete、Home、End、PageUp、PageDownのキーが2行3列
キーピッチが15mm前後の製品となると、さらに少ない。 2012年7月現在、店舗やネットショップで新品を入手できるのは、富士通コンポーネント製のFKB1424の1機種のみである。 Owltech(ミツミ製)のKEK-EA9AU/IIは、メーカーや販社が生産終了・販売終了を謳っていないものの、新品の在庫は流通していない。 この2機種を比較するため、仕様をまとめた。
その他の特徴的な違いとして、キーの形状がある。KEK-EA9AU/IIはキーの側面が台形であるのに対し、FKB1424は長方形に近いため、キートップの面積が広くなっている。 したがって、キーピッチは15mmと15.3mmでほぼ同じだが、キートップの間隔はFKB1424のほうが狭い。 キーの中心を押さないと、誤って隣のキーまで押してしまう。