コンパクトで標準的な109キー配列の日本語キーボードを比較

サイズがコンパクトなキーボードは数あれど、以下の条件を満たすコンパクトな109キーボードは少ない。

キーピッチが15mm前後の製品となると、さらに少ない。 2012年7月現在、店舗やネットショップで新品を入手できるのは、富士通コンポーネント製のFKB1424の1機種のみである。 Owltech(ミツミ製)のKEK-EA9AU/IIは、メーカーや販社が生産終了・販売終了を謳っていないものの、新品の在庫は流通していない。 この2機種を比較するため、仕様をまとめた。

メーカーOwltech / ミツミ富士通コンポーネント
型番KEK-EA9AU/IIFKB1424
カラーバリエーションアイボリー KEK-EA9AU/II
ブラック KEK-EA9AU/II(B)
モニカピンク FKB1424-702/P
クリスタルブルー FKB1424-703/B
エバーグリーン FKB1424-704/G
キースイッチ方式メンブレンメンブレン
キーピッチ15.3mm15mm
キーストローク2mm1.5mm
キートップ文字かな英数字
角度調整ありなし
サイズ362.6mm347mm
奥行き128.5mm117mm
高さ22.5mm19mm
重量540g500g
ケーブル長1.2m1.6m
インターフェイスPS/2USB1.1
対応OSWindows 7, Vista,
XPx64, XP, 2000,
Me, 98SE
Windows 7, Vista,
XPx64, XP, 2000

その他の特徴的な違いとして、キーの形状がある。KEK-EA9AU/IIはキーの側面が台形であるのに対し、FKB1424は長方形に近いため、キートップの面積が広くなっている。 したがって、キーピッチは15mmと15.3mmでほぼ同じだが、キートップの間隔はFKB1424のほうが狭い。 キーの中心を押さないと、誤って隣のキーまで押してしまう。